Be happy as an AS boy/girl.
無理をさせない について
2013/06/19 こどもの心
「無理をさせない」方がよいこと、ずいぶん広まってきました。
でも一方で「無理をさせない=甘やかしです」「もっとできるはず」「がんばればできます」
そう言われて自信を持てなくなるお母さん方も、まだ大勢います。
なぜそんなことが起きるのでしょう?
それはこの言葉が「させない」という否定型で語られるからです。
それが学校の先生の反発を買うのです。
でも実は「させない」のではなく「少しだけ頑張らせる」という意味なのですよね。本来は。

あることを達成させたい時の目標を「5」とします。
そこに到達する道は2つあります。
ひとつは「1+1+1+1+1=5」
もうひとつは「10−1−1−1−1−1=5」
結果は同じ「5」ですが、成し遂げた時の自己評価はまったく異なります。
なぜなら
前者は「できることの積み重ね」の結果としての5
後者は「できないことを引いた」結果としての5
だからです。
定型発達をしている人は、目標を「5」に設定すれば
そこに到達するまでの道筋を計画することができます。
たとえ今はできなくても、そのうちできるようになるさと楽観的に見ることもできます。
でも自閉症の人は、道筋を計画することが苦手です。
失敗すると、どうすれば成功に向かうことができるのか計画ができないため、
あたまが混乱します。
99%できたのに、たった1%の失敗で、あたかもゼロになったように感じて
落ち込むこともあります。
だから「無理をさせない」方がよい。
いえいえ「ちょっと頑張らせる」のが成功への近道なのです。
もうひとつ言えば「無理をさせない」というのはただの「方法」です。
同じく「無理をさせる」ことも、ただの「方法」です。
目標でもなんでもありません。
目標と方法とを混同せず、正しく「頑張らせる」ことができるとよいですね。
ところで、大嫌いな宿泊学習を「無理せず」日帰りで積み重ねてきたK君。
中3の修学旅行は、自分から普通に泊まると言い、それを実現しました。
明日その修学旅行の報告を聞く日。
楽しみだけど、ちょっぴりドキドキ。
でも一方で「無理をさせない=甘やかしです」「もっとできるはず」「がんばればできます」
そう言われて自信を持てなくなるお母さん方も、まだ大勢います。
なぜそんなことが起きるのでしょう?
それはこの言葉が「させない」という否定型で語られるからです。
それが学校の先生の反発を買うのです。
でも実は「させない」のではなく「少しだけ頑張らせる」という意味なのですよね。本来は。

あることを達成させたい時の目標を「5」とします。
そこに到達する道は2つあります。
ひとつは「1+1+1+1+1=5」
もうひとつは「10−1−1−1−1−1=5」
結果は同じ「5」ですが、成し遂げた時の自己評価はまったく異なります。
なぜなら
前者は「できることの積み重ね」の結果としての5
後者は「できないことを引いた」結果としての5
だからです。
定型発達をしている人は、目標を「5」に設定すれば
そこに到達するまでの道筋を計画することができます。
たとえ今はできなくても、そのうちできるようになるさと楽観的に見ることもできます。
でも自閉症の人は、道筋を計画することが苦手です。
失敗すると、どうすれば成功に向かうことができるのか計画ができないため、
あたまが混乱します。
99%できたのに、たった1%の失敗で、あたかもゼロになったように感じて
落ち込むこともあります。
だから「無理をさせない」方がよい。
いえいえ「ちょっと頑張らせる」のが成功への近道なのです。
もうひとつ言えば「無理をさせない」というのはただの「方法」です。
同じく「無理をさせる」ことも、ただの「方法」です。
目標でもなんでもありません。
目標と方法とを混同せず、正しく「頑張らせる」ことができるとよいですね。
ところで、大嫌いな宿泊学習を「無理せず」日帰りで積み重ねてきたK君。
中3の修学旅行は、自分から普通に泊まると言い、それを実現しました。
明日その修学旅行の報告を聞く日。
楽しみだけど、ちょっぴりドキドキ。