発達相談室アズ

   Be happy as an AS boy/girl.

スナップ・サーキット

このところ凝っているのが「スナップ・サーキット」というアメリカの科学遊び玩具。
対象年齢8〜108才ですって。

ことばはほとんど出ないけれど、設計図を見て作ることが得意なY君は、プロペラを飛ばして大喜び。
少し複雑な回路も、設計図を見ながら組み立てていくことができます。
「見る」力の強さは、彼の成長の原動力。
この力を十分発揮させてあげることが、まわりの大人の役目です。

設計図なんていらないのがH君。
音の出るICパーツは仕組みが複雑なのですが、
INやOUT、+や−を考え、スピーカーのつなぎ方を工夫し、、
オリジナル回路を作ってしまいました。
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こうやったらこわれるかも、、などと恐れずに、とにかくつないでしまいます。
こわれてしまったら、それでまたひとつ勉強できるので、まっいいか。
自閉症のこどもはなるべく失敗させないように、と考える場合もありますが、
失敗してもOKな力を育てることもまた大切なことです。

一度作った回路のパーツを別のパーツに置き換えて実験する論理派は、
二人のK君。
そうして各パーツの働き(抵抗、光センサー、振動センサー、、)を
確認していきます。
ちなみにICパーツの仕組みは、電気が専門のひとりのK君のおとうさんに来ていただいて
教えてもらいました。ありがとうございます。

今持っているのはJr.バージョン。
もっと上のバージョンを買おうかなあ。
思案中です。